釣り用手袋(フィッシンググローブ)の選び方【早めの防寒対策に】

馬の耳に小林
馬の耳に小林
2021.11.22

釣りのハイシーズンがひと段落した今、秋冬の釣りに向けて、防寒グッズが気になり始めた方も多いのではないでしょうか。今回は、防寒グッズのなかでも昼夜問わずあると便利な釣り用手袋(フィッシンググローブ)について、選び方やおすすめ商品をご紹介します。

釣り用手袋って必要?

釣り用手袋(フィッシンググローブ)の代わりに、軍手やバイク、登山用の手袋を使うアングラーもいます。しかし、釣り用手袋は、動かしやすさやケガ対策など、釣りでありがちなトラブルに対応できるように企画されており、可能であれば専用品を揃えたいところです。

釣り用手袋を選ぶときのポイントは?

釣り用手袋はたくさんの商品が販売されているため、商品を購入するときに迷うことも少なくありません。商品の選び方をチェックしてみましょう。

使う季節に合うものを

釣り用手袋といえば、防寒対策として準備する方が多いのですが、夏の日焼け対策として販売されているものもあります。今回のように、防寒対策として購入する場合は、防風や保温機能の高いものを選ぶのがポイントです。おすすめは、ネオプレーン素材。ウエットスーツにも使われる素材で、防風・防水・保温機能に優れています。

指の仕様をチェック

ダイワ(DAIWA) ゲームグローブ 3本カット DG-8021

5本の指すべてが布地ですっぽりと覆われるフルフィンガータイプが、一番防寒対策になりますが、釣り用手袋に慣れていない場合は、仕掛けや餌を交換するときに、布地に針が引っ掛かり使い辛いという声もあります。

人気があるのは、親指と人差し指の2本、または親指と人差し指、中指の3本のみフィンガーレスになったタイプ。防寒性を保持しながら作業に必要な指先だけ布地がなく、指先が動かしやすいと評判です。5本指すべてがフィンガーレスになっている手袋もありますが、防寒には不向きなので夏用手袋として購入する方におすすめです。

手の平の仕様をチェック

マノ(SHIMANO) フィッシング グローブ 3D アドバンスグローブ3 GL-021S 3本切

釣り用手袋は、手の平の仕様が商品によって大きく異なります。多くは、濡れても滑らないような加工が施されていますが、生地そのものが滑りづらい合成皮革を使用しているものもあります。また、ラインが擦れて破れやすい部分(手の平の上部、指の付け根当たり)に耐久性をアップさせる工夫が施されているものもあります。

釣り用手袋のサイズは、手の平のサイズで合わせるのが一般的です。できるだけ店頭で試着し、程よいフィット感があり、柔軟に動かせるものを選ぶことをおすすめします。

価格とのバランス

価格は1,000円台から30,000円台まで幅広く、使用頻度とのバランスを考えて商品を選ぶことをおすすめします。本格的なものを購入したい場合は、ダイワやシマノのような人気メーカーのものを選ぶのもひとつの方法です。人気商品は口コミサイトで購入前に使用感をチェックできるのもポイント。実際の使用者の声を聞いて、気になるものをチェックするのも良いでしょう。

基本的には、防寒性能が高いものほど高価になる傾向があります。真冬の夜釣りや真冬の朝マヅメをはずした、秋冬の日中であれば、防寒性能がそれほど高くなく価格が手頃なものでも十分快適に釣りが楽しめます。価格が高ければ良いというよりも、シーンに合うかどうかを重視すると、使い勝手の良いお気に入りの商品が見つかりやすいでしょう。

秋冬の釣りや夜釣りを快適に

秋冬の釣りや夜釣りを快適に楽しむには、防寒対策は必須です。なかでも釣り様手袋(フィッシンググローブ)は、確実にそろえたいアイテムのひとつ。商品によって仕様が異なるため、細かな部分を比較しながら、動かしやすく寒さに強い、お気に入りの商品を見つけてみてください。

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