暮らしのなかに一生ものの鉄瓶をとりいれてみませんか?

yamashita
2021.12.17

筆者が鉄瓶で毎日湯を沸かすようになって2年の月日がたちます。見た目が渋いという理由だけで南部鉄瓶を購入したわけですが、使い込むうちにすっかり鉄瓶に魅了されてしまいました。今回は鉄瓶のある暮らしのすすめです。

 

鉄瓶の白湯はどうして美味しくて身体に良いのか

来客の際には必ず鉄瓶で沸かしたお湯でお茶をいれるようにしています。10人中8人までが「お茶の味が違う、美味しい」といいます。鉄瓶で沸かしたお湯であることを伝えていないにもかかわらず。

 

鉄瓶で沸かしたお湯はどうして美味しいのか、鉄が水を浄化させるからであるとか、さまざまな説があるようです。もしかしたら現代科学ではまだ解明できない効果があるのかもしれません。

 

いずれにしても、鉄瓶で沸かした白湯は、ほかのステンレスやアルミの薬缶で沸かした湯にくらべて、まろやかで香ばしく美味しいということは確かなようです。

 

また白湯に鉄イオンが溶け込んでいるため、鉄分を吸収しやすいというメリットも鉄瓶にはあります。

 

鉄瓶を育てるという楽しみ

鋳物である鉄瓶は、毎日使いながら育てるものだといわています。筆者も2年間使い続けて、渋い深い黒の存在感のある鉄瓶に育ってきたと実感しています。具体的に鉄瓶の使いかたやお手入れ方法について解説しましょう。

 

鉄瓶の育て方①湯を沸かしたら空焚きして乾かす

鉄瓶で湯を沸かしたら、そのままにしておくのではなくて、魔法瓶などに湯を入れ替えて、空になった鉄瓶を火にかけて空焚きします。中の水分がなくなり乾いた状態(フタの部分も)になったら火からおろしてください。

 

鉄瓶の育て方②鉄瓶の内側にできる錆は気にしない

鉄瓶の内側が錆びても気にしてはいけません。南部鉄瓶の製造元は、鉄瓶の内側が錆びることをあきらめてくださいと、語っています。

 

使い込んでいくうちに水のなかのミネラル成分などが付着して、鉄の表面に膜ができ、錆が気にならない状態になります。

 

鉄瓶の育て方③あまりに錆がひどい場合はお茶を炊く

それでもあまりに錆がひどい場合には、多めの茶葉をいれて炊いてください。お茶のタンニンと鉄分が反応してタンニン鉄の膜ができるので、錆を防ぐことができます。

 

鉄瓶の育て方④柿渋でみがく

柿渋もお茶と同じタンニンが主成分です。柿渋はタンニンの含有量が多いため、即行で鉄と反応して真っ黒なタンニン鉄となります。柿渋でみがくことで、短時間で光沢のある深みのある黒い鉄瓶に仕上げることが可能です。

 

まとめ

2年間、毎日鉄瓶を使ってきた筆者が、鉄瓶の魅力について紹介しました。鉄瓶は一度購入すると一生使えます。鉄瓶を育てながら、同時に日常の景色を整えていく。そういった心のゆとりが持てることも、鉄瓶という道具の魅力です。

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