「北アフリカのチャイ」は緑茶用の茶葉を使用しています

yamashita
2018.07.12

 

はじめに

モロッコやアルジェリア、チュニジアなどの北アフリカ地域でさかんに飲まれているチャイは、私たちが普段飲んでいる緑茶用の茶葉を使っています。

モロッコでの一人当たりの年間茶葉消費量は1.5kg。チュニジアの一人当たりの年間茶葉消費量は1.4kgだということです。ちなみに日本の年間茶葉消費量は0.3kgなので足もとにもおよびません。気軽にお茶を楽しむことが茶葉消費量の増加につながるのではないでしょうか。

今回はモロッコ流のチャイのいれ方をご紹介します。

 

 

■モロッコ流チャイのいれ方

1リットルのお湯で40㎎の茶葉(ティーバッグに入れる)を10分ほど煮だします。

10分ほど煮だしたら、さめるまで待って茶葉をとりだし、砂糖適量を加えていただきます。

 

・ミントティーにして楽しむ

茶葉を10分ほど煮だしたタイミングでミントをポットに入れてさましたら、ミントティーになります。モロッコではミントティーは体温を下げる効能があるといわれており、特に夏場はさかんに飲まれています。

興奮を抑えて副交感神経のバランスを整える効能も期待できるとのことです。

 

カップからカップに何度も注いで、泡立てて飲む方法もあるのでお試しください。

モロッコでは大量の砂糖を入れて飲むのが一般的ですが、砂糖は好みで適量入れて飲むようにしましょう。

 

・インド式のチャイ(ミルクティー)

お湯1リットルに対して、40㎎の茶葉を入れて10分ほど煮だした後、好みで牛乳を足すとインド式のチャイになります。

インド式のチャイは緑茶用の茶葉を使用することもありますが、アッサムやセイロン、ケニアティーといった紅茶用の茶葉を使用することが多いようです。

カップに注ぐ前に好みで角砂糖を入れます。インドでは50㏄程度の小さいカップに角砂糖を3個以上入れるのが一般的です。スイーツを楽しむ感覚でチャイを飲む習慣があるので大量にお砂糖を入れますが、私たちは好みで適量のお砂糖をいれるようにしましょう。

 

 

まとめ

今回は、普段私たちが親しんでいる緑茶の茶葉をつかったチャイのいれ方をご紹介しました。モロッコ風のポットやカップをそろえて、いつもの茶葉で異国情緒を味わってみましょう。ちょっとした気分転換になって良いかもしれません。

モロッコの夏は50℃を超す灼熱の世界、ミントティーはクールダウンのために欠かせない飲みものです。日本でも暑さ対策に役立つのではないでしょうか。お砂糖とほんの少しのお塩を足すと熱中症の予防にもなると思います。

 

 

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