冬に聴きたい! ジャズのおすすめ曲

Reirei
2018.12.27

2018年、平成最後の年末を迎えようとしています。

心から温まる音楽を聴きながら1年を振り返り、新たな年への希望に思いを馳せる時間。
そんな時にお勧めのジャズを3曲ご紹介しましょう。

今回は3曲とも、筆者お勧めの日本人ジャズミュージシャンによるライブ動画でお届けします。

 

My Foolish Heart

1949年のアメリカ映画『My Foolish Heart』(邦題:愚かなり我が心)の主題歌。
ビリー・エクスタインのカバーバージョンが1950年にアメリカで大ヒットし
ジャズのスタンダードとして確立しました。

まだ恋をあまり経験していない女性が自分を戒めるという内容の歌詞です。
その甘く美しいメロディから、ボーカル無しでも頻繁に演奏される事が多いですよ。

vocal unit a・i (エー・アイ)のライブ動画でどうぞ。

2013年2月1日 東京・大久保 Boozy Muse
vocal unit a・i (右から)石川真奈美(vo),矢野眞道(vo),中村早智(vo)
岸淑香(pf),石川隆一(b)

3人の個性的な声が奏でるア・カペラのイントロ、そこにピアノとベースが加わっていきます。
華やかで甘く優しさに溢れた演奏は、雪の降る日に暖炉の前で聴くのが似合いそう。

a・i は今年4月11日に、初のアルバムをリリースしました。
筆者もリリース直後に石川さんから直接購入して聴きましたが、本当に素晴らしい出来です!
Amazon でも購入出来ますよ。

 

白い恋人たち

1968年にフランスで制作された映画『Treize jours en France』(邦題:白い恋人たち)の
テーマ曲で、作曲はフランシス・レイ。
私たちシニア世代なら、まずほとんどの人が知っているのではないでしょうか。
しかし、これがフランスのグルノーブルで行われた第10回冬季オリンピックの
記録映画だったというのは、案外忘れられているかもしれませんね。

フルートとピアノ(とスキャット)による演奏です。

2015年9月30日 東京・赤坂 杜のうた
井上信平(fl),小泉明子(pf,vo)

ピアノによって奏でられるお馴染みのメロディーが次第にジャズ色を強め、情緒深く控えめな
フルートの渋い音が乗り、透明感あふれるスキャットへと続きます。
雪景色の中、木々を潜り抜ける2色の風が戯れるような映像が思い浮かびませんか?

筆者は井上さんに出会って、フルートという楽器に対する認識が一変するほどの
衝撃を受けました。
皆さんにも是非一度生で聴いていただきたいと思います。

 

Pensativa

アメリカのジャズピアニストで作曲家のクレア・フィッシャーが、1962年にリリースした作品。

タイトルは「Pensive woman=物思いにふける女性」という意味なのだそうです。
ボサノヴァで夏っぽい曲なので、一聴すると「どこが物思い?」「どこが冬に相応しいの?」
そんな感想を持つ人が多数ではないでしょうか。
特にアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズの演奏では、それを強く感じます。
(YouTubeで検索すると動画がありますので、探してみてくださいね)

ではなぜこの曲を選んだのかといいますと……

2017年11月10日 東京・沼袋 Organ Jazz 倶楽部
直居隆雄(g),河合代介(h.org),市原康(ds)

ジャズ・メッセンジャーズよりゆっくり目のテンポ。
なんとも愛おしいギターのフレーズは、冷え切った心身を根源から癒してくれるようです。
非常に抑制の効いたハモンドオルガンは、全体を温かく包むような空間を作り上げています。
そして、湯気の立つロイヤルミルクティーに軽く一振りしたシナモンが香るような、ドラムスの響き。
このライブでの演奏は冬に聴くのに相応しいと、筆者は心から思いました。

 

さいごに

2018年7月から『喜怒哀楽』にて、ジャズに関する記事を執筆させていただくようになりました。
お読み下さった皆様に、深く感謝申し上げます。
少しでもジャズの楽しさをお伝えできましたでしょうか?

来年もまた様々な情報をお届けいたしますので、宜しくお願いいたします。
どうか良いお年を!

この記事を書いた人

Reirei

投稿者:

Reirei

多趣味小芸のぐうたら50代。 音楽はクラシックからAKB48まで、何でも楽しく聴きます。 50代からはまったジャズライブ通いは、もはやライフワークのようなもの。 特技はPCいじり(自作も)、糖質制限メニュー開発等々。

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