1980終わりから90年代前半にかけ、バブル経済の真っ只中であり好景気を迎えた日本の自動車業界は過去にない活気に満ち溢れていました。
そこで各メーカーは個性あふれるスポーツカーを次々に発表し、特に90年代は「スポーツカー黄金期」と呼ばれていたくらい。
ということで、80年代から90年代、当時憧れた車の現在の値段をご紹介します。
日産 スカイラインGT-R
引用元URL:https://jp.autoblog.com/2015/08/07/nissan-gtr-skyline-collector-car-values/
1989年に発売されたR32スカイラインGT-Rは当時の日産が進めていた901運動(90年代までに技術で世界一を目指す運動)から生まれた高い運動性能を持った車で、レースに勝つことを目的に生まれたといっても過言ではありません。
当時の新車価格は430~530万円ほどで販売されていましたが、現在の中古車平均価格は約320万円ほどとなっており販売から30年近く経っていても当時の100万円ほどしか値落ちしていないことが驚きですね。
ホンダ NSX
写真フリー素材 「写真AC」:https://www.photo-ac.com/
1989年に発表された初代NSX。当時市販車として世界初のオールアルミモノコックボディを採用されほとんどを手作業で作られるという手の込んだ作りをしていました。
当時新車価格が1000万円オーバーの国産車としても有名で中古車の中でも群を抜いて値下がりしにくい車でしたが、現在ようやく相場が落ち着いてきており、400万~500万円代となっています。
さらにホンダでは初代NSXを対象とした「リフレッシュプラン」も実施されており、パーツ不足などの心配もなく、安心して乗り続けることができます。
マツダ RX-7
引用元URL:http://e-nenpi.com/searchcatalog/model/MA/S019/F001/M003/G010/)
マツダの代表的なスポーツカーがこのRX-7でしょう。
1985年は「サバンナRX-7」と呼ばれるFC3型も根強く人気があり、さらに世界唯一のロータリーエンジンを搭載した3代目 FD3S型(1991年発売)はもっとも有名なスポーツカーではないでしょうか。
サバンナRX-7(FC3S型)は当時200~300万円ほどで販売されていましたが、現在中古車販売価格は平均130万円ほどで販売されています。
引用元URL:https://www.carsensor.net/contents/testdrive/category_71/_10261.html
一方ロータリーエンジン搭載のRX-7(FD3S型)の場合は当時新車販売価格は300~400万円代でしたが、現在の中古車平均価格は200万円ほどとなっております。
マツダ ユーノスロードスター
引用元URL:https://www.croooober.com/vehicle/5885520
1989年に発売されたマツダのユーノスロードスター。
ハイテクやハイパワーを売りにした高性能車がデビューした当時、「人馬一体」をコンセプトに登場したオープンの2シーターのコンパクトなスポーツカーがこの車の売りでしょう。
新車販売価格は170~250万円ほどで中古車平均価格は80万円ほどとなっており、現在では当時の半額以下で買える個体もあり、もっとも手が出しやすい車種ではないでしょうか。
憧れていて当時はとても手が出せなかった車も現在では「ネオクラシック」といわれ、当時の販売価格から値下がりしている車も多いため、ぜひこの機会に憧れた車を手に入れてみてはいかがでしょうか?