ロックミュージックの歴史 第5章 ロックが世界に爆発した瞬間

喜怒哀楽スタッフ
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2026.02.10

エルヴィス・プレスリー

ロックを世界に爆発させた男

エルヴィス・プレスリーとは何者か?

エルヴィス・プレスリーは、
1935年、アメリカ・ミシシッピ州生まれのミュージシャンです。

ロック史において彼は、発明者でも完成者でもありません。

エルヴィスの役割は、ただ一つ。

黒人音楽を、白人社会の中心へ叩き込んだ存在

もし彼がいなければ、ロックは「危険なサブカルチャー」のまま終わっていたかもしれません。

 

どんな音楽をやっていたのか

エルヴィスの音楽の正体は、黒人音楽の集合体です。
• ブルース
• R&B
• ゴスペル

これらを白人青年の身体で表現した。

サン・レコードでの初期録音では、黒人ミュージシャンがやっていた音楽を、
白人の声で、白人の市場に届けました。

これは当時のアメリカ社会において、極めて政治的な出来事でもありました。

 

なぜ社会から叩かれたのか

エルヴィスは、音楽以上に身体が問題視されました。
• 腰を振る
• 表情を崩す
• 興奮を隠さない

テレビ出演では「腰から下を映すな」という指示が出たほどです。

大人たちは言いました。

下品だ
不道徳だ
子どもに悪影響だ

しかし若者は、まったく逆の反応を示します。

「これが自由だ!」

 

ロックへの決定的影響

チャック・ベリーが、ロックの構造を作り、
レイ・チャールズが、ロックの感情を解放したとすれば、

エルヴィスは、ロックを社会現象にしました。
• ロックがラジオから溢れ
• テレビに映り
• 世界中に輸出された

ここでロックは、「一部の若者の音楽」から世界共通言語になります。

 

代表曲

**That’s All Right**

**Heartbreak Hotel**

なぜ今も語られるのか

エルヴィスは、最も誤解されているロックミュージシャンかもしれません。
• 歌が上手いだけ
• 見た目が良いだけ

そう言われがちですが、彼がやったことは明確です。

ロックを誰も無視できない存在にした

ロックはここで、文化・産業・社会現象になりました。

 

⇒次章 リトル・リチャード

⇒前章 レイ・チャールズ

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