エルヴィス・プレスリー

ロックを世界に爆発させた男
エルヴィス・プレスリーとは何者か?
エルヴィス・プレスリーは、
1935年、アメリカ・ミシシッピ州生まれのミュージシャンです。
ロック史において彼は、発明者でも完成者でもありません。
エルヴィスの役割は、ただ一つ。
黒人音楽を、白人社会の中心へ叩き込んだ存在
もし彼がいなければ、ロックは「危険なサブカルチャー」のまま終わっていたかもしれません。
どんな音楽をやっていたのか
エルヴィスの音楽の正体は、黒人音楽の集合体です。
• ブルース
• R&B
• ゴスペル
これらを白人青年の身体で表現した。
サン・レコードでの初期録音では、黒人ミュージシャンがやっていた音楽を、
白人の声で、白人の市場に届けました。
これは当時のアメリカ社会において、極めて政治的な出来事でもありました。
なぜ社会から叩かれたのか

エルヴィスは、音楽以上に身体が問題視されました。
• 腰を振る
• 表情を崩す
• 興奮を隠さない
テレビ出演では「腰から下を映すな」という指示が出たほどです。
大人たちは言いました。
下品だ
不道徳だ
子どもに悪影響だ
しかし若者は、まったく逆の反応を示します。
「これが自由だ!」
ロックへの決定的影響
チャック・ベリーが、ロックの構造を作り、
レイ・チャールズが、ロックの感情を解放したとすれば、
エルヴィスは、ロックを社会現象にしました。
• ロックがラジオから溢れ
• テレビに映り
• 世界中に輸出された
ここでロックは、「一部の若者の音楽」から世界共通言語になります。
代表曲
**That’s All Right**
**Heartbreak Hotel**
なぜ今も語られるのか
エルヴィスは、最も誤解されているロックミュージシャンかもしれません。
• 歌が上手いだけ
• 見た目が良いだけ
そう言われがちですが、彼がやったことは明確です。
ロックを誰も無視できない存在にした
ロックはここで、文化・産業・社会現象になりました。
⇒次章 リトル・リチャード
⇒前章 レイ・チャールズ

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