収益をどうするか
思い描いた理想のフェス。
だが、情熱だけでは開催できない。
まず直面したのは、
現実的な“費用”の問題だった。
場所代、音響費、人件費、備品、警備、保険…。
夢を形にするには、
いくら必要なのか。
それすら分からないところからのスタートだった。
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まずは動く
頭の中で考えていても、何も始まらない。
私はすぐに行動した。
ベースオントップに電話でアポイントを取り、
いきなり事務所を訪問した。
そこで出会ったのが、
現在もお世話になっているN氏である。
何の実績もない。
コンセプトと夢だけを持ってきた男。
それでもN氏は、真摯に話を聞き、
必要な費用感を丁寧に教えてくれた。
そこで理解した。
ウッドストックのような
広大な野外フェスは――
今の自分には無謀だった。
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現実を探す

理想を諦めるのではない。
形を変えるだけだ。
演奏者がワクワクできる場所。
観客が解放される空間。
その条件を満たす現実的な場所を探し、
たどり着いたのが「大阪城音楽堂」だった。
金額を調べ、
現地に足を運び、
空気を感じた。
「ここでやる。」
そう決めた。
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実績ゼロの挑戦
だが、問題は別にあった。
大規模フェスの実績が一切ない自分が、
本当に開催させてもらえるのか。
大阪城音楽堂のスタッフの方に直接会い、
率直に相談した。
開催できる保証はない。
だが、できる限り協力はする。
その言葉を受け取り、
私は挑戦することを決意した。
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本気で盛り上げるために
初開催で成功させるには、
本物の力が必要だと考えた。
関西にふさわしい、
かっこいいアーティスト。
辿り着いたのが
憂歌団 木村様だった。
事務所へ連絡し、
話を進めさせていただくことになった。
さらにラジオ。
ターゲット層と合うのはFM COCOLOだと考え、
アポイントを取り突撃訪問。
構想を伝えると、
趣旨に合致していると評価していただき、
DJ加美様をご紹介いただいた。
そして関西らしさを出すために、
音楽だけでは終わらせない。
大阪と言えば、お笑い。
株式会社よしもとに連絡し、
ザ・ぼんちのお二人にご出演いただく方向で話が進んだ。
夢は、少しずつ現実になっていった。
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そして、数字
場所、音響、アーティスト費用。
人件費、備品、諸経費。
算出された最低必要額は――
約450万円。
正直、音響を妥協すれば下げられた。
だが、それはしなかった。
大きなステージで演奏するなら、
最高の音で届けたい。
その一心だった。
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450万円をどうするか
本当は、
出演者も観客も、すべて無料にしたかった。
だが現実は違う。
入場料と応募費用を設けることにした。
それでも、初開催。
どれだけ人が集まるか分からない。
そこで必要になったのがスポンサーだった。
まず挑戦したのは、クラウドファンディング。
数ある中からReadyforを選び、
プロジェクトを立ち上げた。
そして、
一人ひとりに想いを伝え、
スポンサーを募った。
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情熱だけでは足りない。
数字だけでも動かない。
夢と現実の間で、
スーパーオトナフェスは形になり始めた。
次回へ続く、、、、、、

