BJ「ブラックジャック」
カードゲームの中で、お手軽なカジノの王道ゲームの1つでもあるBJ「ブラックジャック」をご存じでしょうか??
簡単に説明すると、ディラー(お店のカードを配る人)とプレーヤー(お客)との勝負で、カードの合計が21に近い方が勝ちというゲームです。
合計が22以上の場合は即アウトとなり、一見21に近いと思われる22の場合でも負けが確定します。
カードの種類・カウントの仕方
トランプカードは、みなさんもご存じの通りスペード、クローバー、ハート、ダイヤの4種類のA~K(13枚)からなるものです。
普段は絵札であるJ、Q、Kは11、12、13とカウントして遊ぶと思いますが、このブラックジャックというゲームでは、J、Q、Kは全て10とカウントします。
例えば、「3とJ」、「3とQ」、「3とK」どの2枚の組み合わせの合計も「3と10」同様に13となります。「7とJ」、「7とQ」、「7とK」であればどの組み合わせの合計も17となります。
そして、特殊なカードが1枚だけ存在します。それはA(エース)です。普段は、1とカウントするだけですが、ブラックジャックでは11とカウントすることもでき2通りの方法で使用することができるのです。
例えば、「Aと7」の組み合わせの場合、合計を「8」とも「18」とも数えることができるということです。「AとA」の組み合わせの場合であれば、「2」とも「12」ともカウントすることができます。
基本的なBJ「ブラックジャック」用語
・ヒット・・・
カードをもう1枚配ってもらうこと
・ステイ・・・
そのままのカードで勝負すること(ヒットしないこと)
・スプリット・・・
自分の手札が同じ数字の時にカードを分けること(下記参照)
・ダブルダウン・・・
賭けているチップを2倍にすること(下記参照)
ゲームの流れ
次に、ゲームの流れを説明します。
まず、客にカードが1枚配られ、次にディーラーに1枚配られます、この時にディーラーに配られたカードは伏せられています。そして、客に2枚目が配られ、ディーラーに2枚目が配られます、この時の2枚目のディーラーに配られたカードはオープンされています。ここまでは、自動的に行われます。
ここまでの状態を表すと、ディーラーにも客にも2枚ずつカードが配られていますが、ディーラーのカード1枚は伏せられていて1枚は見えています。お客のカードは2枚ともオープンされています。
ここからゲームスタートです。
ディーラーにカードをヒット(もう一枚カードを配ってもらうこと)かステイ(カードはいらないこと)と聞かれるのでカードによって考え選びます。ヒットして21を超えてしまえば、ゲームオーバーになってしまうし、ヒットせずステイして弱いカードのままでは、ディーラーに負けてしまうかもしれません。
これをインスピレーションやゲームの流れ、確率によって考えてプレイするのです。
スプリット
特殊なルールとしまして、同じカードが二枚きた時はスプリットといってその2枚を分けることができます。例えば「6と6」がきた場合にディーラーにスプリットと言えば、「6、○」「6、○」といったようにそれぞれの「6」のカードに自動的にもう1枚ずつ配られます。ようするに1つの勝負が2つになるということで、勝った時も負けた時も2倍になります。
ダブルダウン
そして、もう1つがダブルダウン(2倍)というものです。これは自信がある時に行うものです。
例えば、「5と6」が最初に配られるとすると合計数が11です。21をオーバーさせるカードは存在しないことや、「10、J、Q、K」がくれば21になるためディーラーに勝つチャンスです。この時にヒットする前にディーラーにダブルダウンと宣言して賭けていたチップの2倍のチップを出します。これをすることにより勝った時は2倍になり負けた時も2倍になります。重要なのは、ディーラーに勝てるか予想をすることでダブルするのかしないのか判断しなければなりません。