そろそろフキノトウが出はじめる季節ですね。フキノトウを食べるとあの独特な香りがお口の中いっぱいにひろがって、春が来たなと実感させられます。今回は、美味しい「フキノトウの天ぷら」作りをご紹介します。
天ぷらは意外に簡単!
天ぷらは油まみれになるのでめったにしないという方が多いと思います。実は筆者もそうでした。
でも、意外に簡単に作れて油まみれになることもありませんでした。
先日、フキノトウを見つけたので天ぷらにして食べたのですが、驚くほど美味しかったので、フキノトウの天ぷらの作り方をご紹介します。
タラの芽やコシアブラといった山菜の天ぷらも、基本的に作り方は同じです。
「フキノトウの天ぷら」の作り方
1.フキノトウの中心にある花が出るまでつぼみを開いていきます。
2.天ぷら鍋で油を熱している間に衣を作ります。ボールに大さじ1程度のマヨネーズを入れて、冷たい水(500㏄ほど)を足して混ぜ、小麦粉を適量入れて、ざっくりと混ぜます(ダマがあっても大丈夫・混ぜ過ぎに注意しましょう、グルテンが出ると衣がカラッと揚がりません)。
3.打ち粉があれば、フキノトウにふって、衣をつけます(打ち粉はなくてもOK)。
4.170℃程度に熱した油でフキノトウを揚げていきます。
※揚げたてが美味しいので、ビール片手に揚がったものから順に食べるのがおすすめです。
蕗味噌の作り方
フキノトウの天ぷらのついでに、簡単に作れるフキ味噌もご紹介します。
1.味噌ダレを用意しておきます。味噌大さじ2、酒大さじ1、砂糖大さじ1(甘いのが苦手な方は砂糖なしでもOK)を混ぜて味噌ダレを作ります。
2.フライパンをコンロにかけて、油を適量ひいて炒める準備をしておきます。
3.まずフキノトウを縦に切ってから、細かく刻んでいきます。
4.フキノトウは刻んだ先から茶色く変色するので、刻んだら手早くフライパンで炒めるようにしましょう。少し炒めたら作っておいた味噌ダレを投入し、からめながら5分ほど炒めたら完成です。
まとめ
フキノトウの天ぷらや蕗味噌は、春を感じさせてくれるこの季節のごちそうです。タラの芽やコシアブラの天ぷらの作り方もフキノトウの天ぷらと同じ要領です。ぜひ作って旬の春を味わってみましょう。