還暦と言えば、赤いちゃんちゃんこ。赤には魔除けの意味があると考えられていたことから、昔は赤ちゃんの産着に赤いちゃんちゃんこが使われていました。還暦というのは、干支が一巡して生まれた年の干支に戻る年です。生まれ直しの意味を込めて、還暦に赤いちゃんちゃんこを着るという風習が根付いたようです。そんなアラ還スタイルとして、赤を主役にしたコーディネートをご紹介します。
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トップスに赤を取り入れる
シャツやセーターなどのトップスに赤を取り入れると、コーディネートが一気に明るくなります。トップスに赤を選ぶ場合は、顔周りを華やかにしてくれる鮮やかな赤色を使いましょう。
鮮やかな赤色は、肌の色との馴染み具合を工夫する必要があります。赤いトップスと肌の間に、中間色の淡い赤色(ワインレッド色やレンガ色など)を挟んでみましょう。ストールやカーディガン、大き目のアクセサリーでも良いでしょう。中間色が入ると、鮮やかな赤色を着ていてもぐんとこなれた着こなしになります。
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ボトムスに赤を取り入れる
パンツやスカートなどのボトムスに赤を取り入れる場合は、落ち着いた赤色を選びましょう。ボトムスは顔から離れている上に、全体のコーディネートに占める割合が広いです。ここに鮮やかな赤色を持ってきてしまうと、視線が下に落ちてしまうのでおすすめしません。
レンガ色のパンツやワインレッド色のロングスカートなどがお洒落ですね。落ち着いた赤色はモノトーンとの相性が抜群に良いので、トップスはモノトーンでまとめてみてはいかがでしょうか。アクセサリーに鮮やかな赤色を入れると、全体的にテーマカラーがよりはっきりします。
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差し色の赤
地味になりがちな黒やグレーのファッションに、ワンポイントで鮮やかな赤色を使うコーディネートです。赤を使う面積が狭く、チャレンジしやすいコーディネートですが、とてもお洒落に見えます。初心者も挑戦しやすいスタイルです。
トップスもボトムスも黒やグレー、濃い茶色など、濃い色のグラデーションでまとめます。赤を引き立てるため、使う色は数色に限定しましょう。そこに、鮮やかな赤のストールやネクタイ、ミニポーチなどを差し色として入れます。差し色を使うアイテムは、多くても二か所に抑えると効果的です。小物にも赤色を使いたい場合は、赤の彩度を控えめにしたり、小ぶりのものを使うと良いでしょう。
まとめ
赤は主張の強い色なので、普段のコーディネートに取り入れる事は難しいと感じる方もいるかもしれません。そんな方は、まずは3番の差し色からチャレンジしてみてはいかがでしょうか?赤色を身に着ける事に慣れてきたら、2番の落ち着いた赤色へステップアップ。毎日のコーディネートに赤が入るだけで、華やかな雰囲気になります。お祝いの日だけではもったいない赤系ファッション。ぜひ普段着スタイルにもお試しください。