【安全に魚を食べる】アニサキスライトの選び方は?おすすめ商品もご紹介!

馬の耳に小林
馬の耳に小林
2024.02.20

春の足音が聞こえ始めている昨今、冬の寒さで釣りを我慢していた方々も、そろそろ釣りがしたくてウズウズしているのではないでしょうか。釣りは、釣ることだけでなく、自分で釣った魚を食べることも楽しみのひとつですよね。今回は、釣った魚からアニサキスを発見する手立てになる「アニサキスライト」についてご紹介します。

アニサキスライトとは?

画像出典:ハピソン公式サイトより

アニサキスライトとは、魚の体についたアニサキスを探す時に使うライトです。アニサキスは、ブラックライトに当たると青白く光るため、ライトで魚に潜む探し出すことができます。ただし、光の当て方やアニサキスが潜んでいる場所によっては見つかりにくいケースもあります。アニサキスライトを使ったからといって、100%アニサキスが見つかると信じ切ってしまうのは危険です。あくまで、目安として使うことをおすすめします。

アニサキスライトからは強い紫外線が出るため、光源部を直視すると失明や目の障害を引き起こす可能性があります。使用時は、使い方をよく守り、光源部を見ないよう注意しましょう。

アニサキスライトの選び方は?

アニサキスライトを購入する際、よりアニサキスを正確に発見できる商品を選ぶには、どのようなポイントをチェックすれば良いのでしょうか。

波長に注意

ひとくちにブラックライトといっても、商品によって紫外線の波長が異なります。一般的に、アニサキスは365mm~370mm程度の紫外線に反応しやすいとされています。商品をチェックする際には、ブラックライトの波長が365mm~370mm程度のものを選ぶことをおすすめします。

防水機能の有無

釣り場や調理場で使うことが多いアニサキスライト。使用中に魚の血液や内臓などで汚れたり、臭いがついたりすることがあります。汚れたときに丸洗いできるよう、防水機能に優れた商品を選んでください。

軽量性・コンパクト性

捌いた魚の細かな部分までをチェックするには、ライトが大きすぎると取り扱いが不便になります。商品を選ぶときは、軽量性やコンパクト性など、扱いやすさも要チェック。電池を入れたときの重量も考慮しておくと、使いやすい商品が選べます。

電源も要チェック

アニサキスライトは、場所を問わず使えるよう電池式になっている商品が大半です。乾電池式もあれば、USB充電式のものもあります。使用頻度や連続使用時間を考慮して、自分に合うほうを選ぶと良いでしょう。

おすすめのアニサキスライト

画像出典:ハピソン公式サイトより

アニサキスライトとして販売されているものはたくさんありますが、なかでも今回おすすめするのが、「ハピソン 津本式 YF-980 アニサキスライト」です。

パナソニック株式会社の釣具事業を山田電器工業株式会社が引き継ぎ立ち上げたのが、「Hapyson(ハピソン)」です。魚の血抜き技術で知られる津本式とコラボして作られたのがこの商品。アニサキスライトのなかでも特に検出性能に定評があり、365mmの波長でIPX7(完全防水)と使いやすく、照射範囲が広いこともおすすめポイントです。乾電池式なので場所を問わず使えますが、連続使用時間は30分程度なので、時間をチェックしながらの使用がおすすめ。取り回しやすい形状で、釣りバッグのなかでもかさばりません。

釣った魚を食べるときはよく注意して

画像出典:photoAC

アニサキスライトは、釣り人はもちろん、漁業関係者や魚の食にまつわる多くの人にも、一筋の光を当ててくれそうですよね。とはいえ、アニサキスライトを使用しても、100%アニサキスの被害に遭わないと言い切れるわけではありません。あくまでも目安として補助的に使うことをおすすめします。少しでも不安がある場合は、加熱処理してから食べてくださいね。

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