大人の釣りはマナーを守ってスマートに!釣りのマナーとは?

馬の耳に小林
馬の耳に小林
2018.06.14

気持ちよく釣りを楽しむためには、マナーを守ることが大切です。マナー違反はトラブルの原因にもなりかねません。環境を守り、心地よく趣味を楽しめるように、釣りのマナーを知っておきましょう!

マナー1 釣り場に着いたらまずは挨拶を

釣り場所の確保は、基本的に先に来た人が優先です。割り込みはマナー違反になります。釣りをしていないように見えても、仕掛けの準備中や置き竿をして釣っているケースもあり、様子をよく見ることが大切です。釣りのハイシーズンになると、どうしても釣り場が混んでくることがあります。そんな時も、無言で間に入らずにきちんと挨拶してから入りましょう。

どんな風に声かけしたらいい?

「釣れていますかー?」は声かけの鉄板です。隣に入っても良いか確認し、OKであれば何が釣れているのかなど情報交換を楽しみましょう。

マナー2 キャスト時は周囲の安全を確かめて

仕掛けやルアー、おもりを海へ投げ込む動作をキャストと言いますが、竿を振ってキャストする時は、安全のために周囲に人がいないかを必ず確認するようにしましょう。後ろを通ろうとしている人がいる場合は、歩いている人が優先です。通り過ぎるまで待ちましょう。

釣っている最中は誰もが夢中になってしまうもの。歩いている人のほうも、自分で安全を確保することを忘れずに。

マナー3 ポイントの横取りをしない

釣り場が先着順なのと同じように、仕掛けを投げ込むポイントも先着順です。誰かが投げているポイントにかぶせるような攻め方はマナー違反。他の人の前に浮きを流すのも良いマナーとは言えません。自分の浮きがどこに流れているか、きちんと確認しておきましょう。

マナー4 命を大切に!

釣りは海に魚がいるからこそ楽しめるものです。小さすぎる魚や、お腹に卵を持った魚は海にかえしてあげましょう。大きくなってまた豊かな海を作ってくれると良いですね!魚がたくさん釣れた時は食べる分だけを持ち帰り、食べない魚は元気なうちに海にかえすこともマナーです。

釣り人の中には釣った魚を大切に扱わない人がいます。ターゲットでない魚や食べられない魚、毒のある魚などを「外道」と呼びます。外道が釣れたときでも魚を放置せず、きちんと海に返してあげましょう。釣り場にそのまま捨てられて、干からびてしまった魚を目にすることがあります。魚の命を大切にできない人は、釣りをする資格はないと言えます。

マナー5 ごみは持ち帰ろう

仕掛けの入っていた袋、昼食を食べたあとのゴミ、切れてしまった糸など、釣り場で出たゴミは必ずきちんと持ち帰るようにしましょう。そのまま放置したり、海に捨てるのは絶対にやめましょう。

こんな話も…

タイの海岸に小型のクジラの死骸が漂着し、解剖すると胃袋から80枚以上のごみ袋が出てきたそうです。イカだと思って飲み込んだビニール袋が消化できずにクジラは死んでしまいました。魚や海を守るのも釣り人の使命だと理解し、行動することが大切です!

マナー6 釣り場はキレイに

撒き餌をしてこぼれた跡や、イカを釣った時に吐かれた墨をそのままにしておくと、腐って異臭が漂い、釣り場が不衛生になります。釣りを終えるときには、水を撒いてキレイにしてから帰りましょう。

マナー7 釣り場のルールに従いましょう

釣りができる区域が明確に決められていたり、車の乗り入れが禁止されているところ、撒き餌や投げ釣りが禁止されている釣り場もあります。釣り場のルールは守りましょう。

一般的に、漁港は釣り人よりも漁師さんが優先です。漁網を踏んだり、船を傷つけるような行為はやめましょう。仕掛けが船のロープにひっかからないように気を付けることも大切です。

マナーを守ってスマートに釣りを楽しみましょう!

夜釣りの時に海面をライトで照らさないことや、大きな音で音楽を流さない、釣り場所でバーベキューをしないなど当たり前とも言えるマナーはたくさんあります。マナーが守れない釣り人が増えたせいで漁港が荒れ、釣りが禁止になってしまったところもたくさんあります。釣り人として、常識ある大人としてマナーを守って楽しく釣りにでかけましょう!

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