「全国旅行割」の名称で知られる全国旅行支援がスタートし、遠方へのお出かけを検討している方も多いのでは?旅行先や出張先など出先で釣りが楽しめたら、お出かけがもっと楽しくなるような気がしませんか?出先で釣りを楽しむなら、コンパクトロッドがあると便利です。今回は、失敗しないコンパクトロッドの選び方をご紹介します。
コンパクトロッドの種類と特徴は?
画像:筆者撮影
コンパクトロッドとは、収納時の長さが短く、リュックやスーツケースなどに収納しやすいのが特徴です。収納時はコンパクトでも、伸ばした長さは2m~3m弱程度まであるため、さまざまな釣りが楽しめます。コンパクトロッドは、竿の仕舞い方によって2種類に分かれます。
振り出しタイプ
竿の先が手元の竿の内側に収まる、入れ子構造になっているタイプが「振り出しタイプ」です。構造的に、耐久性や感度が落ちてしまうデメリットがありますが、携帯中もロッドがばらける心配がいらないのがメリットです。竿を出す準備や片づけが手軽なのも魅力。
継ぎタイプ
1本の竿が腹痛のパーツに分かれていて、それを継ぎ足すようにつなげてセットするのが「継ぎタイプ」です。振り出しタイプよりもかさばる傾向にあり、竿をまとめておくベルトが外れてしまうとバラバラになってしまうことも。メリットは、振り出しタイプよりも感度が良く、耐久性に優れているため、さまざまな釣り方が楽しめる汎用性の高さです。
コンパクトロッドの選び方は?
※画像:PhotoAC
コンパクトロッドを購入する際の商品の選び方を紹介します。さまざまな角度から考えて、購入する竿を決めましょう。
タイプを決める
振り出しタイプと継ぎタイプとでは、特徴が異なるためそれぞれのメリット・デメリットを理解して、自分がしたい釣り方ができるタイプや、持ち運ぶ荷物との関係を考えながら選ぶことをおすすめします。
サイズを確認する
ひとくちにコンパクトロッドといっても、収納した際のサイズや、竿をセットしたときの長さなどは商品によって異なります。持ち運ぶためのバッグやリュックに入るサイズかどうかを事前に確認しておくと安心です。セットしたサイズは、自分のしたい釣り方に合う長さのものを選びます。
おすすめのコンパクトロッド
※画像:DAIWA
おすすめのコンパクトロッドを紹介します。購入や買い替えを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
【ダイワ 22HRF】
これからハイシーズンを迎えるロックフィッシュにおすすめの1本。120gと非常に軽量で、携帯性はもちろん、長時間の釣りでも売れが疲れにくいのがポイント。感度が良く、小さな当たりも逃しません!アジやメバル狙いなら、【ダイワ 月下美人 MX モバイル 610L-S-5】もおすすめ。
【アブガルシア XROSSFIELDXRFS-764L-TE】
細身なのでパワーはそれほど強くはありませんが、幅広い魚種に対応できます。仕舞寸法がやや長めでバッグインは難しいサイズですが、肩掛けベルトのあるハードケースがセットになっているため、竿に傷をつけたくない人にもおすすめ。
【シマノSHIMANOフリーゲームXTS100MH】
ライトゲームからショアジギングまで。魚種を絞らず使えるコンパクトロッドを探している方におすすめ。仕舞寸法は57.1cmですが、6本継ぎで全長が3mを超えるのがポイント。3m(10フィート)あるコンパクトロッドは商品数が少ないため、貴重な1本です。
旅と釣りを楽しもう
※画像:SHIMANO
旅行や出張先で、良い磯や堤防を見つけたら釣り具があればいいのに、と思った経験がある方も多いのでは?コンパクトロッドをバッグに忍ばせておけば、どこでも釣りが楽しめます。さまざまな長さや特徴があるため、仕様をよく見比べてお気に入りの1本を探してみてください。