近年、100円ショップで販売されている商品の品質の向上には、目を見張るものがありますよね。100円で買える、釣り具もそのうちのひとつです。
今回、100円ショップDAISOで見つけた【サビキカゴ ワンタップタイプ】を実際に使って釣りをしたいと思います。
DAISO釣り具のサビキカゴが画期的!
撮影:筆者
サビキ釣りといえば、簡単に仕掛けがセットでき、それなりの釣果も得られるため、ファミリーフィッシングとして人気です。
お孫さんと一緒に堤防釣りを始めたいシニアの方にも特におすすめ。
しかし、集魚で使うアミエビの臭いが気になるが苦手という方も少なくありません。
今回見つけた、100円ショップDAISO(ダイソー)の【サビキカゴ ワンタッチタイプ】は、手に臭いが付くのが嫌、手が汚れるのが嫌という方にぴったりの商品です。
撮影:筆者
サビキ釣りの際にアミエビを入れるカゴに、ギザギザの切れ目が入っているが分かるでしょうか。
洗濯ばさみのように、端をつまめば、このギザギザがパカッと開くようになっています。
開いた口の両方の先端に、金属のオモリがついています。
筆者が店頭で見つけたものは、6号サイズの重りだけでしたが、DAISOの公式ホームページによると、6号サイズのほか10号もあるようです。
撮影:筆者
足元でのサビキ釣りや、ちょい投げ程度のとばしサビキであれば6号でも十分です。
より遠くへ飛ばすなら10号が良いかもしれません。
使い方は簡単
撮影:筆者
使い方は簡単です。
アミエビの袋のなかで、カゴの開閉を行えば簡単にアミエビがセットできますよ!
スプーンですくったりお箸で入れたりする必要がなく、手もほとんど汚れません。
これはすごい!
撮影:筆者
結構たくさん入ります。
口の締まりがやや緩めなので、アミエビが少し水っぽい場合は、一般的なサビキカゴよりも、流れ出るスピードが早いと思われます。
アミエビを手早く広げて集魚効果を高めたいときにはぴったり。アミエビの持ちを良くしたい場合は、一般的なサビキカゴで、やや硬めのアミエビを使うのがおすすめです。
実際の釣果は?
撮影:筆者
気になる釣果ですが、豆アジが一般的なサビキカゴと遜色なく釣れました。
この日は、アジだけでなくトビウオが入ってきており、トビウオも釣れる(ラッキー)という結果に。
とはいえ、トビウオがDAISOのサビキカゴを付けたサビキ仕掛けで釣れたのはたまたまで、トビウオを狙うときは、サヨリ仕掛け+オキアミでの釣りのほうが断然おすすめです。
問題点がひとつ
撮影:筆者
手が汚れにくく、アミエビのセットがとても簡単なDAISOのサビキカゴですが、ひとつだけ難点がありました。
何投目かの仕掛け投入の際、仕掛けを回収してくると本体からカゴの先端のオモリが外れてしまっていました。
壊れて使えなくなってしまったときのために、いくつか購入しておくか、事前にオモリがカゴから外れないように、耐水性のある接着剤で補強しておくのがおすすめです。
【サビキカゴ ワンタップタイプ】はほぼ満点!
撮影:筆者
手を汚したくない方、アミエビの臭いが手に就くのが気になる方に、【サビキカゴ ワンタップタイプ】は、かなりおすすめです。
それだけでなく、片手で作業できる快適性をとても感じました。
スプーンですくってアミエビをカゴにセットするよりもスピーディーに作業でき、手返しの速さが釣果に影響する時合いには特におすすめ。
オモリが落ちない工夫さえすれば、満点と言っても過言ではありませんでした。
ぜひ試してみてください。