釣るなら今!堤防から釣れるサンバソウのサイズがMAX

馬の耳に小林
馬の耳に小林
2024.11.12

秋釣りのターゲットとして狙いたい「サンバソウ」。堤防からの釣りでは、今がサイズのピークを迎えます。釣りやすく美味しい「サンバソウ」釣りにでかけませんか?

 

「サンバソウ」とは?

※画像:筆者撮影

白と黒の縞々模様が美しく、一見すると観賞魚のような姿をしている「サンバソウ」。海で見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。

「サンバソウ」とは、人気の高級魚「イシダイ」の若魚のことで、成長し30cmを超え始めると「イシダイ」とされるのが一般的です。警戒心が高くなく、夏から秋にかけて急成長するため食欲も旺盛!水温が18℃を下回るようになると沖へ移動してしまいます。

陸地から釣れる最大サイズになっている今の時期が、堤防や岩場などで釣れるラストチャンスだと言っても過言ではありません!

 

「サンバソウ」釣りの仕掛けは?

商品:SASAME D-510 カワハギ・サンバソウ

「サンバソウ」を釣るのは決して難しいものではありません。サビキ仕掛けや胴突き仕掛けなどで簡単に釣れます。岩場の場合、サビキ仕掛けでは仕掛けが岩に引っかかってしまうため、胴突き仕掛けまたは、前打ち仕掛けなどがおすすめです。マズメにこだわって釣る必要はなく、日中の活性が高いことも珍しくありません。

釣り方は簡単ですが、「イシダイ」の若魚ということもあり、サイズは小さくてもしっかり引いてくれるため、釣りならではの醍醐味を感じられるのが「サンバソウ」釣りのおすすめポイントです。

 

餌は何を使う?

画像:筆者撮影

「イシダイ」まで成長すると歯が強靭になり、甲殻類や貝類などを好んで食しますが、「サンバソウ」はそれほど歯が強くはなく、サビキ用のオキアミやイソメなどでもよく釣れます。

とはいえ、サビキ釣りで「サンバソウ」を狙うとなると、フグやスズメダイなどのエサ取りばかり釣れてしまう……ということも。

筆者のおすすめの釣り餌は、アサリです。スーパーで販売されている冷凍のアサリを小さく切って、サビキ仕掛けや胴突き仕掛けの針に付けるのがおすすめ。アサリは嚙み切るのに少し力が必要なため、口が小さなスズメダイの猛襲に遭うことは少なく、むしろアサリを好むカワハギが釣れるというラッキーが起こることもありますよ!

 

「サンバソウ」は食べられるの?

結論から書くと、「サンバソウ」は美味しく食べられる魚です。手のひらサイズ程度で厚みがあるものであれば、お刺身でもOK!上品な甘みとほどよい歯ごたえが楽しめますよ。たんぱくながらも旨みもあり、塩焼きや煮つけでも美味しく食べられます!

個体によっては、磯臭さを感じる場合もあります。美味しく食べるためにも、潮通しが良く、できるだけ水質の良い場所での釣りがおすすめです。

 

「サンバソウ」は魅力たっぷりの魚

画像:筆者撮影

「サンバソウ」は模様が華やかで、見ためがかわいい魚ですが、簡単に釣れる割には引きが強く、食べてもおいしい優秀な魚です。足元が安全な堤防からでもよく釣れるので、ぜひ狙ってみてください。

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