2024年9月23日、滋賀県の栗東トレーニングセンターで5年ぶりに「馬に親しむ日2024」が開催されました。競走馬関係の仕事体験や、馬との触れ合いを楽しむことをテーマにしたもので、現役騎手や調教師のトークショーなどもある、大変人気のイベントです。参加してきたので、さっそくレポートしたいと思います!
内容てんこもりの充実イベント!
※画像:筆者撮影
「馬に親しむ日2024」の主役は子どもたち。競走馬関係のイベントなので、一見すると競馬ファンの大人で溢れそうなものですが、馬に親しみ色んな仕事があることを知ってもらうことを主旨としているため、多くの家族連れでにぎわっていました。
※画像:筆者撮影
馬の蹄を保護する蹄鉄にくじが付いた「蹄鉄釣り」が行われていたり(栗東市ブース)、目の前で鉄の棒から蹄鉄が完成するまでを見せてもらえる装蹄師さんの実演など、内容は盛りだくさん!
※画像:筆者撮影
サラブレッド&ポニー試乗会、ジョッキーがトレーニングに使う木馬の体験など、子どもたち限定(抽選制)で参加できるものもたくさんあります。
乗馬の引き馬やかき氷を販売しているスタッフさんのなかに現役ジョッキーが混ざっていたり、競馬ファンを驚かせる光景が広がっていました。
キャラクターショーやトークショーも
当日は、ステージイベントも用意されています。
残念ながらステージイベントの様子は、一部を除き一般公開することが禁止されていたので写真は公開できませんが、2024年は「爆上戦隊ブンブンジャーショー」と、トークショーに「福永祐一調教師×松山弘平騎手トークショー(午前)」「若手ジョッキートークショー(午後)」が行われましたよ。憧れのヒーローを前に、大人も子供も笑顔が溢れていました。
ステージイベントは観覧無料で、当日誰でも見ることができるというのも嬉しいですよね!
大人も大興奮必至!
※画像:筆者撮影
広い会場には、普段間近で見ることができない競馬関係のものがたくさん展示され、大人の競馬ファンも大興奮!
※画像:筆者撮影
馬運車は展示されているだけでなく、中に入ることもできますよ。
お話を伺うと、実はこの馬運車はあの「イクイノックス」と「ジオグリフ」を運んだことがあるそうです。2頭ともとても賢く、おとなしい馬なんだとか。
関係者の方から貴重なお話が聞けるのも、このイベントの醍醐味と言えるでしょう。
※画像:筆者撮影
練習用のゲートも設置されていました。
1番から4番に向かって徐々に狭くなっていき、ゲートの感覚に慣れていくそうです。私たちが毎週楽しく応援・観戦している裏に、本当に多くの方が関わっていることが分かります。
伝統馬事芸能に触れる
※画像:筆者撮影
「馬に親しむ日」の名前の通り、馬の能力の高さが実感できる催しもたくさんあります。
福島県の伝統馬事芸能「相馬野馬追」を目の前で見る貴重な機会も。甲冑をまとい、御神旗を奪い合う姿は圧巻の迫力。
障害馬術や軽乗実演などもあり、疾走する馬の姿とはまた異なる馬の魅力も体感できます。
参加するときの注意点やポイントは?
※画像:筆者撮影
来年の「馬に親しむ日」イベントに参加してみたいと感じた方もいらっしゃるかもしれません。会場内を長時間歩きまわることになるため、履き慣れた靴でのお出かけがおすすめです。汚れても良いヒールのない靴がベストですよ!
会場にはキッチンカーやジュース販売なども行われていますが、秋の晴天はまだまだ残暑の暑さが残ります。水分補給できる準備、日焼け対策、熱中症対策なども忘れずに。キッチンカーやジュース、かき氷などの購入には、小銭の用意があると便利です。お手洗いはとても混み合うため、少し早めやこまめな利用がおすすめですよ。
運が良ければ憧れのジョッキーに会えるかも!? 筆者は、ダイユウサクやステイゴールドにも騎乗された熊沢重文元騎手にお目にかかることができ、まだ興奮が冷めません。JRA主催の「馬に親しむ日」は、子どもも大人も楽しめるイベントです。来年はぜひ参加してみてください!
※画像:筆者撮影
イベント詳細
イベント名:「馬に親しむ日2024」
会場:栗東トレーニング・センター乗馬苑
住所:滋賀県栗東市御園1028
開催時間:9:00~15:00
※2024年の情報です