小さくて手のひらにすっぽりと収まってしまうオカリナ。しかし、その音色はのびやかでどこまでも美しく響きわたります。オカリナは誰でもすぐに上手に演奏できるようになると、大人に人気の楽器です。楽器は小さく、どこへでも持ち運びが可能です。音楽を演奏したいけれど何から始めれば良いかわからないという方は、まずはオカリナに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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オカリナはどんな楽器?
オカリナはヨーロッパで作られた楽器ですが、その祖先は古代メソポタミア文明や中南米の古代文明までさかのぼると言われています。素焼き陶器で出来ているものが多く、つぼ状の開口部から息を吹き込んで音を出します。楽器の胴体に穴が開いており、それらを指で塞いだり開けたりして音の高低を出します。
最近では、木製のものや陶器に鮮やかなペイントがされているものなど、様々な種類や形状のものが販売されています。どれもとても可愛らしく魅力的です。
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初心者はアルトC管がおすすめ
オカリナにはたくさんの種類のものがあります。音の高いものから、ソプラノ、アルト、バスという三種類のオカリナがあります。また「ドレミ」を基調としたC管、「ファソラ」を基調としたF管、「ソラシ」を基調としたG管など、使う音階によっても種類が異なります。さらに、音域を広げるために、ダブル、トリプルなど穴の数の多いものもあります。
初めてオカリナを演奏する場合は、特別な理由がない場合、アルトのC管を選ぶと良いでしょう。アルトの音域が、高すぎず低すぎない丁度良い高さだからです。音階も「ドレミ」の基本的なハ長調なので、たくさんの曲を演奏しやすいという理由もあります。オカリナのメーカーや素材などもたくさんの種類のものが販売されています。始めてみようと思ったら、先生や仲間に聞いて、おすすめのものを紹介してもらうと良いでしょう。
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オカリナ教室
オカリナを習う事ができる音楽教室は、実はたくさんあります。自宅からアクセスが良くて通いやすい場所が見つかると良いですね。まずは体験レッスンなどに参加して、実際の教室の雰囲気を体験してみてはいかがでしょうか。
ヤマハ大人の音楽レッスン
さくらいりょうこオカリナ教室「リーナ★リーナ」
MIKI MUSIC SALON
まとめ
初めて手にする楽器は、上手に演奏できるようになるまで難しく感じるかもしれません。しかし、練習を重ねると必ずスムーズに演奏できるようになります。自分の大好きな曲を演奏できるようになった時の達成感は言葉にできないものがあるでしょう。一人で没頭したり、仲間とわいわい賑やかに練習したり、オカリナの楽しみは広がります。