クラシックコンサートの基本マナー<身だしなみ編>

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2018.05.30

現役中は仕事が忙しく余暇の時間がなかった方も、退職を機に様々なイベントに足を運ぶようになると、新たな楽しみを見つけられるかもしれません。クラシックコンサートもそんなイベントの一つでしょう。クラシックコンサートと聞くと敷居が高いイメージがあり、初めて鑑賞する際は戸惑ってしまう事もあるかもしれません。しかし最近のクラシックコンサートはカジュアルな会も多く、そこまで心配する必要はありません。基本的なマナーを復習してみましょう。

 

  1. ドレスコードは「(オシャレ)ビジネス」が基本

オーケストラや室内楽などのクラシックコンサートでのドレスコードは、基本的には「ビジネス」です。男性ならジャケットやネクタイ、女性ならワンピースや綺麗めのセットアップなどがおすすめです。さらに、コンサートは華やかな雰囲気の場です。モノトーンの仕事スタイルではなく、柄の入ったものや綺麗な色味のものなど、オシャレなアイテムを選ぶと良いでしょう。女性ならきらびやかなアクセサリーも忘れずに。デニムやサンダル、Tシャツなどはカジュアルになりすぎるのでおすすめしません。

 

最近はランチタイムコンサートや公共の場での無料コンサートなど、形式にとらわれないカジュアルなコンサートも増えてきました。中には、上記のようなビジネススタイルではなく、普段着で参加してくださいと呼びかけている場合もあります。そのような場合はリラックスした服装で参加してみましょう。

 

  1. 冷房に備えて羽織るものを忘れずに

コンサートホールは、お客さんに快適に過ごしてもらうため、また楽器の品質管理のために、ひんやりしている事が多いです。温度や湿度が高すぎると、楽器に影響が出てしまうからです。特に夏場のコンサートの場合は、冷房の効いた室内が逆に寒く感じてしまう事もあります。女性はカーディガンやスカーフ、男性はジャケットを持っていくと良いでしょう。

 

  1. コートやかさばる荷物はクロークに預けましょう

コンサート会場内はスペースが限られています。コートや大きな荷物を持って入場してしまうと自分の椅子にすべてが収まらない事があります。そのような場合は、事前に荷物をクロークに預けることをおすすめします。コンサートホールでは、小さな雑音でも演奏を邪魔してしまう事があります。演奏に集中できるように、会場の椅子の周りには必要最低限の荷物だけを持って入場すると良いですね。

 

まとめ

コンサートは演奏を楽しむ場ですが、同時にその場に集まった人々の社交場でもあります。ぜひオシャレして華やかな気持ちで出かけてみてください。一方で、普段着で参加できるコンサートも増えてきています。基本マナーはおさえつつ、時と場合に応じて柔軟なスタイルを見つけられると良いですね。

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