マディ・ウォーターズ

ブルースを電気で鳴らした男
マディ・ウォーターズとは何者か?
マディ・ウォーターズは、1913年、アメリカ・ミシシッピ州に生まれたブルースミュージシャンです。
彼は、ロバート・ジョンソンが生きたデルタ・ブルースの世界を受け継ぎながら、
それを都会の音楽へと進化させた人物でした。
もしロバート・ジョンソンが「ブルースの神話」だとすれば、
マディ・ウォーターズは、ロックへの現実的な橋を架けた男です。
どんな音楽をやっていたのか

マディ・ウォーターズの最大の功績は、ブルースを“電気化”したことにあります。
1940年代、彼は南部から工業都市シカゴへ移住します。
• 騒がしい酒場
• 大勢の客
• 生音ではかき消される環境
この場所で彼は、アコースティックギターを捨て、エレキギターとアンプを手にしました。
こうして生まれたのがシカゴ・ブルースです。
シカゴ・ブルースの特徴
• エレキギターの歪み
• 重たいビート
• バンド編成(ドラム・ベース)
• 威圧感のある歌声
このサウンドは、すでに「ロックの一歩手前」でした。
ロックへの影響
マディ・ウォーターズは、後のロックミュージシャンたちに直接的な教科書となった存在です。
• ローリング・ストーンズ
• レッド・ツェッペリン
• エリック・クラプトン
彼らはマディ・ウォーターズの曲をコピーし、演奏し、ステージに立ちました。
実際、ローリング・ストーンズというバンド名は、
彼の楽曲「Rollin’ Stone」から取られています。
ロックバンドという概念は、マディ・ウォーターズのバンド編成からそのまま生まれたと言っても過言ではありません。
代表曲
**(I’m Your) Hoochie Coochie Man**
**Hoochie Coochie Man (Live)**
**Hoochie Coochie Man & Long Distance Call**
**Mannish Boy**
なぜ今も語られるのか

マディ・ウォーターズは、ブルースを保存した人ではありません。
彼は「変えた人」未来へ持っていった人でした。
• デルタ・ブルース → シカゴ
• 生音 → 電気
• 個人芸 → バンド
この変化がなければ、ロックは誕生していません。
マディ・ウォーターズは、ロック誕生直前の決定的な存在なのです。
⇒次章 チャック・ベリー
⇒前章 ロバート・ジョンソン

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