子供の頃ピアノを習っていましたか?ピアノは特に女の子の習い事として人気のお稽古事です。しかし、小学校卒業や受験をきっかけに辞めてしまった方や、子供の頃は練習が嫌いだったという方も多いでしょう。ピアノを習いたかったけれど、親に習わせてもらえなかったという方もいるかもしれません。大人になるとふと、もう一度音楽を演奏してみたいと思う時が来るでしょう。昔ピアノを弾いたことがある方も、全く経験のない方も、挑戦するのに遅すぎるという事はありません。一番身近な楽器として、いつでもどこでも習う事ができるピアノ。あなたも今日から始めてみませんか?
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ピアノを演奏するメリットとは?
ピアノ演奏は脳の活性化につながると言われています。子供たちの習い事にピアノが人気なのも、ただ単に音楽が上達するという事だけでなく、ピアノの練習が脳の発達に良い影響を与えると考えられているからです。ピアノを弾くには、楽譜を読みながら、右手と左手を別々に動かします。手をただ動かしているように見えますが、実際には指使いや強弱、フレーズ感などに気を配りながら一音一音に配慮して演奏しているのです。ピアノを演奏するという事は、かなりの量の情報処理を一度に行っているという事なのです。
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どこで練習すれば良いの?
大きなグランドピアノを購入し自宅に置くのは難しくても、電子ピアノであれば手軽に入手できます。アパートの一部屋に収まる程コンパクトなサイズのものも販売されています。電子ピアノの場合、ヘッドフォンを取り付ければサイレントモードで演奏することも可能。一部、アップライトピアノやグランドピアノでも、サイレントモードのものもあります。隣近所への音漏れを気にすることなく思う存分練習することができますね。
また、公共ホールの音楽室や音楽スタジオなどでも、時間単位で部屋を借り、グランドピアノを利用することができます。電子ピアノとグランドピアノとでは、鍵盤の重さが違ったり、音の響き方が随分と異なります。定期的に本物のピアノで練習する機会ができると、ピアノの面白さが深まるでしょう。
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ピアノで演奏してみたい名曲
ベートーベンの「エリーゼのために」や「月光ソナタ」、ショパンの「別れの曲」など、誰もが一度は耳にしたことのある名曲に憧れる方も多いでしょう。しかし、達成感を味わうためには、比較的難易度の低いポピュラー曲のピアノアレンジをおすすめします。坂本龍一さんや久石譲さんなどが作曲した映画音楽は、現代音楽のような複雑なハーモニーの中にも日本らしい旋律が登場してとても素敵です。また、最近放送されたドラマ「コウノドリ」のテーマソングは、抒情的なメロディーが感動を誘います。
まとめ
子供の頃に歌った童謡や懐かしの歌謡曲などの伴奏に挑戦してみても良いですね。家族や仲間との集まりの場で、さりげなく歌の伴奏をすれば、盛り上がる事間違いなし。ピアノは高い音から低い音まで幅広い音程を演奏することができます。自分の好きな音楽を追求するのに、最適な楽器ですね。