ドライバー、そしてゴルフの歴史 その2

喜怒哀楽スタッフ
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2025.06.18

前回は木製ヘッド時代(~1970年代前半)とメタルウッド誕生(1979~1990年代前半)についてご紹介しました。※そちらもぜひご覧ください。

今回は、1995年以降のドライバーとゴルフの歴史についてご紹介いたします。

チタン&大型ヘッド時代(1995~2010年)

ヘッド素材:チタン

シャフト:カーボン

ヘッド体積:200㏄→300㏄→460㏄へ

名器:Callaway Big Berthaシリーズ、Titleist 975D 、Nike Ignite

テーマ:「飛距離革命とゴルフの再ブーム」

チタンヘッド&460㏄ 大型化による飛距離革命

1995年以降、キャロウェイやテーラーメイドがチタン製の大型ドライバーを発売しました。

スイートスポットが拡大し「ミスしても飛ぶ」クラブが登場、またシャフトも軽量カーボン化したことにより、ヘッドスピードも向上しました。

またギアが進化することにより、プレイヤー層も広がります。

40~60代男性:「昔やってたけど、また始めた」リターンゴルファー

若年層:タイガー・ウッズに憧れて始めるジュニアも増加

女性:女性用モデルが増え、レディスゴルファーの裾野が拡大

一般層:打ちっぱなし練習場の普及で「とりあえずやってみる人」が増える。

社会とメディアの追い風

スタイリッシュ&強い若手黒人選手(タイガー・ウッズ)の出現で世界的ブーム、またPGAツアーやメジャー大会の放映が増加し家族でも観る文化になります。

日本では、丸山茂樹や片山晋呉などが活躍し、「日本人もやれる印象」になり、ゴルフ漫画「風の大地」「プロゴルファー猿」などの影響もあり、ゴルフ文化が定着します。

 

ハイテク&AIドライバー時代(2015~現在)

素材:カーボン複合素材+チタン・ステンレス

テクノロジー:AIフェース、可変ウェイト、MOI最大化

名器:Callaway AI Smoke、Taylormade Stealth/Qi10、Ping G430、Titleist TSRシリーズ

テーマ:「テクノロジー×パーソナライズ化で、誰もがゴルファーに」

クラブは頭脳を持ち始めた

技術革新が進み、様々なギアが生まれております。

AIフェース:Callawayが人工知能で設計した「FLASHフェース」など

可変ウェイト:打ち出し角やスピン量を調整できるカスタマイズ機能

カーボン素材:フェース・クラウンにカーボンを使用し軽量&高反発化

打球解析連携:ドライバーとスマホアプリや弾道計測器が連動可能に

プレイヤー層は超多様化時代に

シニア層:軽量化・高反発化により再びゴルフを楽しむリターン勢多数

若年層(Z世代):インスタ・YouTubeを通じて「映えるスポーツ」として再注目

女性:フィットネス志向、オシャレウェア普及で増加中

初心者:レンタルクラブや練習シミュレーターで始めやすい環境に

ガチ勢:弾道測定器で「自分の弾道を数値化」して徹底分析

ゴルフは「アナログ×デジタル」の融合へ

現在、屋外にラウンドにいくだけではなく、屋内でもラウンド体験ができます。これにより初心者も気軽に体験出来るようになりました。

またAIフィッティングを使用し、自動でクラブを最適選定することもできます。

 

まとめ

技術革新により、様々な人が気軽にゴルフを出来る時代となりました。

またドライバーもドラコン選手であれば、400yを越える選手も台頭してきております。

我々アマチュア一般ゴルファーも、夢の300yヒッターになれる未来も近いかもしれません。

 

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