「台湾旅行ではクレジットカードがあれば安心」という情報がネットには溢れていますが、実際に行ってみるとクレジットカードはほとんど役に立ちません。
台湾は日本以上に現金主義ですので途中でお金がなくなって帰れないなんてことにならないよう、クレジットカードが使える場所などを把握しておきましょう。
台湾でクレジットカードが使えるのは長距離の公共交通機関
台湾で確実にクレジットカードが使える場所は長距離の公共交通機関のみでした。
台北の長距離バスのターミナルと新幹線ならクレジットが使用できます。
ただしMRTや台湾鉄道などは長距離でも利用できませんので注意してください。
台北に移動する場合はMRTが主流ですので基本的にクレジットカードは使えないと考えましょう。
もし桃園国際空港から台湾旅行をはじめる場合、空港からクレジットカードで移動できる交通機関がほぼありませんので現金への両替が必須です。
主要な交通機関はクレジットカードがほとんど使えない
台北や高雄でよく利用される地下鉄のMRTですがクレジットカードが使えません。
市内バスも利用できませんし、タクシーもクレジットに対応していませんので公共交通機関は現金でしか支払いができないことを覚えておきましょう。
夜市やコンビニでのクレジットは使用不可ばかり
夜市は屋台ばかりですのでクレジットが使えません。ではコンビニなら使えるのではと考えがちですが、セブンイレブンのように日本でも見かける店舗でもクレジットは使えません。
基本的に買い物でクレジットが使えるのは有名店の中でも一部だけです。有名店舗の本店でもクレジットカードが使えないのは日常茶飯事ですので現金はたくさん持ちましょう。
現金がなくなったらATMでキャッシング! ただしアメックスは不可
日本語しか話せない場合、空港や一部のホテル以外での両替は困難です。そういった場合に助かるのがATMでクレジットカードを利用したキャッシングですが、実は問題点があります。
日本のクレジットカードが使えるATMは限られている上に、カード会社によっては渡航前に海外で使用できるよう申請が必要です。
また、アメックスカードは台湾では利用できません。
VISA、マスターカード、JCBであれば一部のATMで利用可能です。
ATMは日本語表記がありませんし使用方法が銀行によって異なるので日本語しかわからない人が利用するなら苦労します。空港に到着したときに十分な金額の現金を用意しておきましょう。