台湾でお祭り気分が味わえる夜市ですが、現在の最大規模は台北にある士林夜市です。しかし、台湾南部にはもっと大きな夜市があったのをご存知でしょうか？

2013年にオープンした「凱旋夜市」です。一時期は台湾最大の夜市として観光の目玉でした。

 

2016年に閉鎖

凱旋夜市周辺では2016年に大規模なガス爆発事故が発生して多数の死傷者が出ました。周囲の道路が陥没するなど影響が大きかった凱旋夜市は閉鎖に追い込まれたのです。事故が無ければ現在では台湾で最も有名な夜市になっていたでしょう。

 

2018年に大規模夜市として復活！

閉鎖した凱旋夜市は2018年に「凱旋青年夜市」として復活しました。
復活して間もないためガイドブックには載っておらず、地元民しか知らない穴場の観光地です。敷地が縮小しましたが台湾南部では最大規模の夜市です。
凱旋青年夜市は駅から遠いのですが、路面電車が新設されたので交通の便も良くなりました。

 

凱旋青年夜市の特徴

虫の揚げもの

観光客より地元民向けの夜市ですので独自の料理を販売しています。
虫の揚げものです。
初めて見たときはゲテモノ料理にしか見えませんが凱旋青年夜市に来たなら一度は食べてみましょう。

 

入口で愛想を振りまくキャラクター

凱旋青年夜市では見覚えがあるキャラクターが木箱の上に立っています。なぜいるのかは地元民でも知りませんが来訪者を迎えてくれます。写真撮影も喜んで対応してくれます。

 

定番の臭豆腐や小籠包

台湾の夜市ならどこにでもある臭豆腐や小籠包も売っています。凱旋青年夜市は食べ物よりも日用品販売や遊べる店が多いです。変わった食べ物を探していたり台湾独自の遊びを知りたい人に向いています。

 

大規模な輪投げ

広大なスペースがありますので台湾の夜市でも珍しい輪投げの店があります。台湾の輪投げ店は幅や奥行きが10メートル近い大規模な遊び場です。約200円で50本ほど輪が渡されますので長く遊べます。

 

台湾南部に行くなら凱旋夜市は必須！

台湾南部の高雄市に行くなら凱旋青年夜市は必ず行きましょう。他の夜市と違って独自の食べ物やキャラクターが楽しめます。再オープン直後で観光客がいませんので他の有名な夜市ほど混雑していないのも魅力です。
まだガイドブックには載っていませんので、台湾旅行で同行する人に穴場を紹介できて喜んでもらえるでしょう。