日本3大がっかり名所と言われる北海道の「時計台」は本当に残念な観光地なのか?

岡崎 康裕
2018.11.02

札幌の時計台といえば北海道でも指折りの観光地ですが、実は「日本3大がっかり名所」と言われているのをご存知でしょうか?
北海道旅行をするなら時計台を見に行く人は多いですが、実際に見たらがっかりするようです。
今回は札幌の時計台ががっかり名所と言われる理由や、見に行く価値が無いのかについて紹介いたします。

 

時計台は札幌の都心部にある

北海道といえば雄大な自然に囲まれた土地というイメージが強いため観光地の時計台を広い草原や丘の上にあると考える人も多いでしょう。
しかし実際の時計台は札幌市で最も発展している都心部にあります。
札幌駅から3分の距離と言えばどれだけ中心部にあるかがわかると思います。
もちろん周囲は高層ビルだらけでちっぽけな時計台は窮屈な印象さえ受けるでしょう。
しかも2018年6月〜10月までは改修工事のためシートに囲まれてその姿を拝むことすら叶いませんでした。
この期間に訪れた人は間違いなくがっかりしたことでしょう。

 

札幌時計台は見る価値のない観光地なのか?

日本最古の時計台とも言われているため歴史的価値は非情に高いです。
また、現在でも鐘の音が鳴りますが周囲の騒音などにより残念ながらほとんど聞こえません。
過去には時計台の移転の話もあったようですが「ビルに囲まれているからこそ歴史を感じられる」という意見が出たために現在の場所に留めることになりました。
ですので時計台がビルに囲まれていたとしても、がっかりしてはいけません。
逆に歴史ある風景と捉えることで時計台の価値を一層感じることができるでしょう。
イメージより建物が小さいという人もいるようですが、歴史を感じる風情あふれる建物ですので噂ばかりに耳を傾けずに直接見ることをオススメします。

 

アクセスは抜群の観光地

札幌市を観光する場合は必ず札幌駅を利用するはずです。
時計台は駅から徒歩3分の距離ですので簡単に見に行くことができます。
がっかり名所と言われていても北海道を代表する観光地であることには代わりありませんので1度は足を運んでみて下さい。
テレビや雑誌で見かける札幌時計台を間近で見られるだけでも十分に価値があるのではないでしょうか。
もちろん内部を見学することもできますし、近くには赤レンガで有名な北海道庁もありますので時計台とまとめて行くと効率的に観光ができます。

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岡崎 康裕
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