サイケデリック・ロック

サイケデリック・ロックとは何か?
サイケデリック・ロックとは、1960年代後半に登場したロックが「意識」「感覚」「体験」を表現し始めた音楽です。
それまでのロックが
• 不満
• 反抗
• 欲望
を歌っていたのに対し、サイケデリック・ロックはこう問いかけました。
世界は、どう知覚されているのか?
ロックはここで、音楽から“体験”へと変貌します。
なぜこの時代に生まれたのか
サイケデリック・ロックは、音楽だけから生まれたものではありません。
背景にあったもの
• ベトナム反戦運動
• 公民権運動
• 既存価値観への不信
• LSDなどによる意識拡張思想
若者たちは、「社会を変える前に、自分の意識そのものを変えよう」と考え始めました。
ロックはそのための最も強力なメディアだったのです。
音楽的な特徴
サイケデリック・ロックは、従来のロックの“ルール”を壊しました。
• 長尺の楽曲
• 即興演奏
• エフェクト過多のギター
• 反復するリズム
• 現実感の薄い歌詞
「分かりやすさ」よりも没入感が重視されました。
ここから、
• ハードロックの音圧
• プログレの構築性
• アンビエント的発想
が派生していきます。
代表的アーティスト

ムーブメントとしてのサイケ
サイケデリック・ロックは、特定の一人が作ったものではありません。
複数の場所・人物が、同時多発的に生み出したムーブメントです。
代表的存在
• ジミ・ヘンドリックス
→ ギターの概念を破壊
• ピンク・フロイド(初期)
→ 音で空間を作る
• ドアーズ
→ 意識と死の表現
• ビートルズ(後期)
→ ポップと実験の融合
ここで重要なのは、サイケは“通過点”であったということです。
ロックに何を残したのか
サイケデリック・ロックが残した最大の遺産は、この一言に尽きます。
ロックは、現実を再現しなくていい
• 音は歪んでいい
• 曲は長くていい
• 意味は曖昧でいい
この許可があったからこそ、次の時代が生まれます。
• レッド・ツェッペリン
• プログレッシブ・ロック
• ヘヴィメタル
• アートロック
なぜ短命だったのか
サイケデリック・ロックは、長くは続きませんでした。
理由は単純です。
• 理解しづらい
• 商業的に不安定
• 体験依存が強い
しかしそれでも、この時代を通らずに生まれたロックは存在しません。
⇒次章 レッド・ツェッペリン
⇒前章 ローリング・ストーンズ

50代からの生き方
Super OTONA Fes.
ファッション
全国グルメ
国内旅行
大人の海外旅
暮らし・ライフスタイル
趣味・大人の遊び
釣り
関西グルメ(厳選)
音楽