ロックミュージックの歴史 第11弾 ハードロック・ヘヴィメタルの時代

喜怒哀楽スタッフ
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2026.02.18

ロックが“重力”を持った瞬間

1960年代後半、ロックは巨大化し始めていた。
レッド・ツェッペリンによって音は神話となり、
スタジアムを震わせる“音圧”が生まれた。

しかし、その先でロックはさらに進化する。

それは――

より重く、より暗く、より速く。

こうして誕生したのが
ハードロック、そしてヘヴィメタルである。

 

ハードロックとは何か

ハードロックは、ブルースロックを土台にしながら
音を「増幅」させたスタイルだ。
• 歪んだギターリフ
• 重く刻まれるベース
• 圧倒的なドラム
• 高音域まで突き抜けるボーカル

ロックはここで、
「踊る音楽」から
**“身体に直撃する音楽”**へと変わる。

 

ヘヴィメタルの誕生

ハードロックがさらに進化すると、
より暗く、より鋭く、より攻撃的な音楽が現れる。

それがヘヴィメタルである。

ヘヴィメタルは単なる“重いロック”ではない。
• 重厚なリフ
• ダークな世界観
• 様式化されたファッション
• 神話・死・悪魔・戦争などのテーマ

ロックはここで、
現実を描く音楽から、神話を語る音楽へと変化する。

 

なぜこの時代に生まれたのか

1970年代初頭、世界は揺れていた。
• ベトナム戦争
• オイルショック
• 経済不安
• 社会の閉塞感

若者たちは、
軽やかなポップではなく、
重く、強く、怒りを代弁する音を求めた。

ハードロック/メタルは
その欲求に応えた音楽だった。

 

この時代を代表するアーティスト

ハードロック/メタルは、
特定の1バンドで語れるものではない。

原型を作った存在

• ブラック・サバス
• ディープ・パープル

様式を完成させた存在

• ジューダス・プリースト
• アイアン・メイデン

次世代へ拡張した存在

• メタリカ
• ガンズ・アンド・ローゼズ

ここからロックは、
無数のサブジャンルへ枝分かれしていく。

 

ロックへの決定的影響

ハードロック/ヘヴィメタルが残したものは大きい。
• アリーナ文化の確立
• ギターヒーローの誕生
• “リフ”中心の作曲法
• ファン文化の強化
• サブジャンルの爆発的増加

ロックはここで、
単なる音楽ジャンルを超え、
一つの巨大な文化圏になった。

 

なぜ今も語られるのか

ハードロック/ヘヴィメタルは、
流行ではなく「様式」を生んだ。
• 革ジャン
• レザー
• 長髪
• 爆音

それは一時的なブームではなく、
今も続くロックの一つの完成形である。

 

⇒前章 レッド・ツェッペリン

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